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システムとは

ずいぶん長いこと、ブログ書いてなかったんですよね。


材料のこと考えたり、昔作った作品を修理したり、これからのあるじゃんの仕事の仕組みを一つずつ作り直したりしてたんです。

気づいたら、書きたいことはたくさんあるのに、ブログだけがすっかり置いてけぼりになっちゃってました。

でも、最近思うんです。

私たちはアクセサリーを作ってるけど、本当に作ってるのってアクセサリーだけなのかなって。

長年使ってくれた作品が修理のために店に戻ってくることがあるんですよね。

銀は傷だらけになって、天然の素材は少しずつ姿を変えて、新品だった頃とは全然違う顔になってる。

でも、それがすごく格好いいんです。

その人と一緒に過ごした時間が作品の中にちゃんと残ってるからなんですよね。

新しいものを作る時も、最近は前よりもっと「これは何を表してるんだろう」って考えるようになりました。

例えば、二羽のイーグルがひとつのターコイズを挟んで向き合うバングル。

真ん中にあるターコイズは左右対称でもないし、きれいに整った形でもありません。

でも人と人の間にあるものだって、本当はそんなものなのかもしれません。

自分とは違う人のことなんて全部わかるはずがない。

だから話す。だから聞く。だから想像する。

同じになるためじゃなくて、違うままでも、その間に何かを育てていくために。

そんなことを考えながら銀を叩いたり、削ったり、石を眺めたりしていると、

アクセサリーという小さなものの中にも、その人がこれから歩いていく時間を少しだけ応援できるものが作れるんじゃないかと思うんです。

昔からあるものを大切にしながら、変えた方がいいものは変える。

そして、人の手で作ることだけはこれからも諦めない。

ブログを書いていなかった間も、あるじゃんは止まってたわけじゃなく、店の奥で、ずっと考え、ずっと作ってました。

作り方も、値段の決め方も、材料の管理も、次の世代へ仕事を渡していく方法も。

今まで「なんとなく」で受け継いできたものを一度ひらいて、これはなぜこうするんだろうって一つずつ考え直してます。

地味です(笑)

ものすごく地味です。


また少しずつ、そんな話もここに書いていこうと思います。

作品だけではなかなか見えない私たちが考えていることも含めて。

これからも、あるじゃんを見ていてください。


 
 
 

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